コロナショックによる株価低迷期間にEZA(iShares MSCI 南アフリカETF)を70口購入した!
EZA(iShares MSCI 南アフリカETF)とは
EZAはブラックロック社の運営するETFであり、MSCI南アフリカインデックスへの連動を目指すインデックスファンドである。
MSCI南アフリカインデックスは南アフリカのヨハネスブルグ証券取引所の時価総額の約85%をカバーする40銘柄の時価総額加重平均により算出される株価指数である。
ファンド組み入れ銘柄の業種比率は一般消費財・金融・素材が半分以上を占めている。
なぜEZAを購入したのか?
最後の成長市場と言われているアフリカへの投資を検討した際に、南アフリカだけではなくアフリカ全土に投資するETFや、GDPで南アフリカを超えたナイジェリアへの投資を検討した。
しかし、筆者のメイン証券会社SBIで取り扱っているETFのうち、流動性・信託報酬・投資先を考慮した結果、EZA(iShares MSCI 南アフリカETF)に投資することにした。
検討したETF
投資を検討したETFは以下である。
- EZA:iShares MSCI 南アフリカETF
- AFK:ヴァンエックベクトル アフリカ インデックス ETF
- NGE:グローバルX MSCIナイジェリアETF
- VWO:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
上記ETFの流動性・信託報酬・投資先をまとめると以下である。
ティッカー | 流動性(資産総額) | 信託報酬(%) | 投資先 |
---|---|---|---|
EZA | 328.69M | 0.59% | 南アフリカ |
AFK | 69.83M ※総資産 |
0.79% | アフリカ全土 |
NGE | 30.73M ※総資産 |
0.89% | ナイジェリア |
VWO | 60.25B | 0.10% | 新興国(中国・台湾・インド等) |
時価総額はInvesting.comから引用した。
最後の成長市場のアフリカに投資するなら既にBRICSの一つに数えられている南アフリカに投資するよりも、成長の余地を大きく残したアフリカの国々に投資することができるETFを購入するべきである。
しかし、上記の表のようにアフリカ全土に投資可能なAFKは流動性が低く、信託報酬が高い。
南アフリカをGDPで上回るナイジェリアは大きな成長が期待できるが、NGEも流動性が低く、信託報酬が高い。そして、そもそも筆者のメイン証券口座であるSBI証券で取り扱っていない。
VWOに関しては流動性・信託報酬共に申し分ないが、新興国に投資するETFであるため、中国などアジアの国々への投資比率が大きく、アフリカに投資するという筆者の目標を達成できない。
また、筆者はトラッカー・ファンド・オブ香港を購入し、既に中国に投資しているため、VWOをこ運輸するとポートフォリオのバランスが崩れてしまう。


以上の理由から、他のアフリカETFと比較して流動性が高く・信託報酬が小さいEZA(iShares MSCI 南アフリカETF)を購入することにした。
今後の予定
2020/7/11現在、EZAを70口(@37.28USD)保有しているが、コロナショックによる低迷期間のうちにさらに買い増しする予定である。
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