2020年2月6月に中国株ETFトラッカー・ファンド・オブ香港(Tracker Fund of Hong-Kong)を500口購入した。
26.80HKDで購入し、2020年2月11日現在では27.75HKDまで株価が回復している。
新型コロナウイルスによる株価調整局面で購入できたため、割安に仕込むことができた。

トラッカー・ファンド・オブ香港とは?
トラッカー・ファンド・オブ香港(Tracker Fund of Hong-Kong)とはステート・ストリートにより運用される上場投資信託であり、ハンセン指数に連動することを目指すインデックスファンドである。
ハンセン指数とは
香港証券取引所に上場する主要銘柄を時価総額加重平均により算出され、香港市場全体の株価の値動きを表す代表的な指数である。
組み入れ上位銘柄
ステート・ストリート公式HPのトラッカー・ファンド・オブ香港運用レポートによると、2019年6月30日における組み入れ上位銘柄は以下である。
銘柄 | 業種 | ウェイト(%) |
---|---|---|
AIA GROUP LTD. | 金融 | 10.64 |
TENCENT HOLDINGS (P CHIP) | 情報技術 | 9.96 |
HSBC HOLDINGS | 金融 | 9.64 |
CHINA CONSTRUCTION BANK (H) | 金融 | 7.73 |
PING AN INSURANCE (H) | 金融 | 5.56 |
CHINA MOBILE (RED CHIP) | 電気通信 | 4.64 |
INDUSTRIAL AND COMMERCIAL BANK OF CHINA (H) | 金融 | 4.46 |
HONG KONG EXCHANGE & CLEARING | 金融 | 3.48 |
BANK OF CHINA (H) | 金融 | 2.78 |
CNOOC (RED CHIP) | エネルギー | 2.53 |
上記の表より、金融系の企業の占める割合がかなり大きいことがわかる。
しかし、組み入れ銘柄は時価総額により決定されるため現在の香港市場は金融系の銘柄が占める割合が大きいだけであり、他の業種が成長することでETFの構成銘柄も変化する。
トラッカー・ファンド・オブ香港を500口購入!
2020年1月の終わりから2月の初めにかけて、新型コロナウイルスの感染拡大により世界の株式市場は一時的に調整局面となった。
特に中国市場の株価下落幅は著しく、2019年8月の米中貿易摩擦激化による株価下落と同程度の水準まで株価が下落した。
過去1年のトラッカー・ファンド・オブ香港のチャートを以下に示す。
引用:Bloomberg HP
さらに株価が下落する可能性があったため、今回はSBI証券の最小取引単位である500口分購入した。
投資金額は26.80HKD × 500口 × 14.3円/HKD = 191,620円である。
香港ドルでは、26.80HKD × 500口 = 13,400HKDで購入し、2020年2月11日現在では27.75HKD × 500口 = 13,875HKDになり、運用利回りは3.5%程度である。
今後は長期保有と買い増し予定
トラッカー・ファンド・オブ香港は分配金利回りも3.5%(2020年2月6日)と高利回りであり、成長途上である中国に投資できることから基本的には長期保有を検討している。
また、新型コロナウイルスやデモなどにより株価が下落したタイミングを見計らって、買い増しするつもりである。
まとめ
新型コロナウイルスによる株価下落を受けて、トラッカー・ファンド・オブ香港を購入した。
成長途上である中国へ投資できることと配当利回りが3%を超えていることから、長期保有を検討している、
また、今後ふたたび株価が下落したタイミングでさらに買い増しをする予定である。
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