休むも相場!上昇相場が落ち着いた買い時を待つべき!!

投資哲学

株式投資は売り買いだけではない。

株式を売買をせずに休むということも時に重要な選択となる。

上昇トレンドでは株価が割高であるため上昇トレンドでは資金を温存しておき、株価の上昇が落ち着いた際に余剰資金を投資することにより、より大きなリターンを得ることができる可能性がある。

この記事では「休むも相場」という投資の世界の有名な格言にも存在するように、時には何もしないということが投資において利益を上げるうえで重要である理由を考える。

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上昇トレンドでは株価は割高

株式投資の基本原理は安く買って高く売ることである。

上昇トレンドでは多くの買いが集まり株価が上昇するため、株価がその企業の本質的な価値よりも割高となっていることが多い。

そのため、上昇トレンドで株を購入することは、株式投資の基本原理に反する行為である

たしかに、株価が上昇するのを指をくわえて待っているということは、機会損失であり心の平穏が乱されるであろう。自分以外の人間が利益を上げている事実に耐えれる人間は少ない。

しかし、株価が企業の価値以上に上昇する相場では、株価に過度の楽観が織り込まれていることを意味する。

株価が上昇し続ける理由は自分より高い株価で株式を購入する人がいるからであり、上がり続ける株を誰かが最後に購入した時点で上昇トレンドは終了し、株価は下落を向かう。

上昇トレンドに安易に乗るのではなく、相場が落ち着きを取り戻した時に割安な株を買い集める方が低リスクで高リターンを得ることができるであろう。

TOPIX1600から1800の壁

では、株価が過剰に上昇している状況を見分ける方法はあるのだろうか?

筆者はTOPIXの数値が参考になると考えている。

TOPIXとは

「TOPIX」とは「Tokyo Stock Price Index」の略である。1968年1月4日の基準時価総額を100とした際の、東証一部に上場している銘柄すべての時価総額を表したものである。

1600から1800付近で反発を繰り返す

以下に過去のTOPIXのチャートを示す。


TOPIXチャート
2006年、2014年、2017年あたりでTOPIXは1600から1800あたりをピークにして反落していることがわかる。

2019年11月現在では、米中貿易摩擦に解決の兆しがあり市場には楽観ムードが漂っている。

米国ではS$P500が最高値を更新し続け、日本でも日経平均がバブル後最高値となっている。

そして、TOPIXも1600を超えて、1700に差し掛かっているところである。

過去10年の例から考えると、いつ反転に転じてもおかしくないと言える。

事実、株価の上昇は楽観ムードからもたらされたところが大きく、企業の業績が上昇しているわけではない。

上昇トレンドでは資金を温存しつチャンスに備える

このような上昇トレンドにおいては株価が企業の本質的な価値よりも割高になっていることが多く、株価に過剰な期待や楽観が織り込まれている可能性が高い。

上昇し続ける株を購入せずに投資をしないという選択をすることは勇気がいる行為である。

しかし、上昇し続けると思って購入した時点が株価のピークであり、株価が暴落に向かってしまう可能性もある。

塩漬け株を作ってしまうと、暴落相場で割安な株を買い集める機会を損失することにつながる。

そのため、上昇トレンドでは、資金をすべて投資に費やすことをぐっと我慢して、来るべき買い時に備えることが何より重要である。

これが、「休むも相場」と言われる理由である。

例えば、金融恐慌時などは円高になる可能性が高く、かつ、世界最大の投資市場である米国株が暴落している可能性が高い。

円高と暴落の効果により、大量の米国株を割安な価格で仕込むことができる。

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まとめ

上昇トレンドでは株価が割高である可能性が高い。

資金を温存しつつ、株価が割安なタイミングで購入することが最も投資効率を上げることができる。

そのため、上昇トレンドでは売り買いをせずに、休むという選択肢が時には重要だといえる。

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