株で勝つためには逆張りは必須

投資哲学

株で勝つ!とは、株式投資により億単位の資産を築くことだと筆者は考えている。

筆者のような普通のサラリーマンが株式投資に費やせる資産はせいぜい数百万円程度である。

その少ない資金から億単位の資産を築くとなると、まわりと同じことをやっていては成功することはできない。

この記事ではその理由を解説する。

そもそも逆張りとは

逆張りとは相場のトレンドに逆らう投資スタイルである。

下落していた株価が反発して上昇に転じた際に買い注文を入れて株価の上昇トレンドに乗り利益を上げる順張りとは異なり、下落局面で買い注文を入れて上昇局面で売り注文を入れる。

逆張りのメリットは、成功した時のリターンが大きいことである。

下落局面で買うため株の購入金額を下げることができ、上昇局面で売却するため高く売ることができる。

一方で、逆張りにはデメリットも存在する。

現在は下落局面ではあるが将来的には上昇局面に転じる銘柄を選定できる分析力と、自身の選定した銘柄がいずれ反発することを信じ抜くことができる精神力が必要である。

なぜ逆張りが必須なのか

安く買って高く売る

株の基本は安く買って高く売ることである。

下落局面では株式市場に賛成している投資家たちが多くの売り注文を入れるため、株を安く購入することができる。

上昇局面では投資家たちがみな株を購入したがるため株を高く売ることができる。

つまり、逆張りが成功すれば、安く買って高く売るという株式投資の大原則を満足することができる。

株式市場はゼロサムゲーム

株式市場はゼロサムゲームである。

株を売りたい人の希望売却価格と株を買いたい人の希望購入価格が一致することで取引が成立する。

株式市場における売却価格の総和と購入価格の総和は必ずゼロになるため、株式市場に参加している投資家全員が売買で利益を上げることは起こり得ない。

そのため、相場の上下に合わせて売買を行う順張りでは大きな利益を上げることはできない。

順張りにより莫大な利益を上げられるとしたら、株式市場に参加した投資家のほとんどが同等の利益を上げていることになる。

投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス著)にも記載されている通り、順張りでは良くても平均的な利益しか上げることができない。

逆張りと順張りの投資実績

型にはまった行動 型からはみ出した行動
好ましい結果 平均的な良い成績 平均を上回る成績
好ましくない結果 平均的な悪い成績 平均を下回る成績

引用元:投資で一番大切な20の教え

ただし、この書籍における”型にはまった行動”とは、ほかの人と同じことをしたり、同じような予測を立てたりすることを指し、順張りに対応するというのは筆者が判断したものである。

しかし、株式市場に参加している投資家たちが株式を購入するか売却するか決めることで株価の上下が決定するため、順張り=型にはまった行動(ほかの人と同じことをする・同じような予想を立てる)としても差し支えないと考えている。

そのため、株式市場というゼロサムゲームにおいて大きな利益を上げるためには、逆張り(=型からはみ出した行動)をすることが必須であることがわかる。

株で成功する人はほんの一握り

株で成功する人はほんの一握りである。

ここでいう”成功”というのは株により平均的な利益を上げることではなく、株により数億円単位の利益を得ることである。

株式投資で成功するために”逆張り”は必須であるが、逆張りだけでは不十分である。

逆張り、つまり大多数の投資家と違う行動をすることに加えて、彼らよりもより優れた決断を下す必要がある。

これにより平均以上の利益を上げることが可能になる。

そのためには、バリュー投資が有効である。

株価ではなく企業の銘柄の本質的価値を見極めて、下落局面や株価が割安であることを分析して株を安く仕入れ、株価が上昇、もしくは適正な価格に戻った際に売却することが重要である。

まとめ

株式投資で成功を収めるためには逆張りが必須である。

株式投資の基本は、安く買って高く売ることである。

相場の流れに逆らって取引を行う逆張りが必須であるが、逆張りだけでは十分であるとはいえない。

逆張りにより周囲の投資家たちとことなる行動を起こし、かつ優れた判断を下すことが必要である。

そのためには、例えばバリュー投資のように企業の本質的価値を見極めて下落・割安局面で株を仕入れて上場局面や株価が適正な価格に戻ったタイミングで売却すべきである。

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