「お金持ちになる 方法」をGoogleで検索すると、69,400,000件ヒットする。
”お金持ち”の定義は人それぞれかもしれないが、筆者は”生きていくのに十分な資産を有している人”が”真のお金持ち”だと考えている。
大きな家に住んでいる、高級外車を乗り回している、外資系企業や一部上場企業に勤めている、医者、弁護士、芸能人、全部違う。
てめえら金がないから働いてんだろ!
働いている時点でお金持ちではない。
お金持ちはお金があるから働く必要はないし、お金がお金を呼びお金が増える。
だからお金持ちになるためには、まずお金を持つしかない!
この記事では、筆者のような普通のサラリーマンがお金持ちになる方法を考えてみる。
そもそも”お金”とは、”信用”である
例として、10,000円札について考えてみる。10,000円札はただの紙切れであるにも関わらず、誰もが欲しがるものである。
この理由は、日本政府が10,000円の価値を保証しているからである。
そのため、世界中の人々が10,000円札の価値を信用し、10,000円分の商品・サービス等と交換可能にな。
つまり、“お金”=”信用”である。
筆者は歴史に疎いので詳しい説明はできないが、物々交換の時代から貨幣経済に移行した歴史は以下の書籍に記載されているので、ぜひオススメしたい。
お金持ちはよりお金持ちに
“お金”=”信用”だから、お金があるところにはお金が集まってくる。
不動産投資や新事業を始める時に銀行からお金を借りる場合、お金を持っていた方が圧倒的に融資が受けやすい。
当然の話ではあるが、銀行は返済能力があると考えられる人にしかお金を貸そうとしない。
“お金”=”信用”なので、お金持ちの方がお金を借りやすく、そのお金を使ってさらにお金を増やすことができるというわけだ。
もちろん、資産運用においても投資資金が多い方が資産を増やしやすい。
100万円を年利5%で運用した場合の利益は5万円だが、1億円を年利5%で運用した場合の利益は500万円になる。
こうして、お金持ちはよりお金持ちになっていく。
確実にお金持ちになる方法
では、筆者のようなごく普通のサラリーマンがお金持ちになるにはどうしたらいいのか?
結論から言うと確実にお金持ちになるには、
- お金を稼ぐ
- お金を貯める
- お金を増やす
しかないと考えている。
お金を稼ぐ
サラリーマンの収入は会社からの給与である。
より多くの収入を得るためには昇級するしかない。
しかし、年功序列の風土が根強く残る日本の企業ではすぐに昇級することは困難である。
待遇の良い会社への転職も候補となるが、現在の仕事と並行して転職活動を進めるのは負担となる。
そこで、副業により収入を得ることがおすすめである。
特に、在宅でできる副業としてクラウドソーシングが注目を集めている。
クラウドソーシングとは、仕事を募集したいクライアントと働きたいユーザをマッチングするサービスである。
筆者もクラウドワークスというサービスを利用し、スキマ時間や暇な休日を利用して収入を得ている。
プログラミングなどの特別なスキルがなくとも、自分の趣味や専門知識に関するライティング業務や簡単なアンケート業務を受注してお金を稼ぐことができる。

お金を貯める
いくらお金を稼いでも、全て使ってしまっては意味がない。お金はお金を増やすために使うのが正しい使い道だと筆者は考えている。
お金を貯める最も効果的な方法は、給与から毎月一定額を事前に差し引いてしまう方法である。
つみたてNISAや確定拠出年金を利用することで、定期預金として銀行に預けるよりも効率よくお金を貯めることができる。
筆者は毎月3万円をWealthNaviというロボアドバイザーに積み立てていた。
ロボアドバイザーとは、AIが自動で国債や株式を購入して資産を運用してくれるサービスである。
投資初心者でも安定して資産を増やすことができるし、銀行に預けておくよりも効率よく資産を運用できる。
50万円を1年間運用することで、3%程度のリターンを得ることができた。

また、日々の支出を減らすこともお金を貯めるために重要である。まずは、支出の内訳を知るために家計簿をつけることから始めるのが良い。
家計簿をつけることはハードルが高いと感じるかもしれないが、家計簿アプリとクレジットカードを連携させることで自動的に家計簿をつけることができる。

筆者は1,000円以下のものを買う時にもクレジットカードを使っている。
最近はキャッシュレス決済が注目を浴びているため、安い買い物にクレジットカードを使用しても店員に怪訝な顔をされることはほとんどなくなった。
まずは自分の支出内訳を知ることが節約の第一歩である。
お金を増やす
お金を貯めるだけではお金持ちにはなれない。
アーリーリタイヤ を目指すには、1億円程度のお金が必要である。
その理由は、1億円の株式を保有して年に5%程度の配当を得たとすると年収が500万円になる。
これは、日本のサラリーマンの平均年収にあたる。
しかし、毎月の貯金だけで1億円を貯めることは不可能に近い。
毎月の貯金額 | 毎年の貯金額 | 1億円貯めるのに必要な年数 |
---|---|---|
3万円 | 36万円 | 278年 |
5万円 | 60万円 | 167年 |
10万円 | 120万円 | 84年 |
20万円 | 240万円 | 42年 |
毎月に20万円ずつ貯金をしたとしても、1億円貯めるまでには42年かかる。
20代から貯金を始めたとしても、仕事をやめられるのは60歳を超えてからであり、アーリーリタイアはできない。
だから、投資によりお金を増やす必要がある。
株価が数倍・数十倍になる銘柄を見つけることができれば、資産を数倍・数十倍に増やすことができ、上記の期間を短縮できる。
まとめ
確実にお金持ちになるためのたった一つの方法は、
- お金を稼ぐ
- お金を貯める
- お金を増やす
という堅実な道である。
問題はお金を増やすフェーズにおいて、どのような投資哲学によりどのような銘柄を選べば良いかということである。
銘柄選びに関する投資哲学に関しては、また別の記事で考えることにする。
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