米国市場は世界最大の株式市場である。
日本から米国市場に投資する場合、まずは米国株式を取り扱っている証券口座を開設しなければいけない。
この記事では、SBI証券が米国株取引に最適である理由をまとめてみる。
幅広い銘柄に投資可能
米国市場への投資に強みを持つ証券会社として、マネックス証券、楽天証券が挙げられる。
2019年12月31日現在での、SBI証券、マネックス証券、楽天証券の取り扱い銘柄数を比較すると以下の表のようになる。
証券会社 | 米国個別銘柄取扱数 | 米国ETF取扱数 |
---|---|---|
SBI証券 | 1,850 | 285 |
マネックス証券 | 3,256 | 296 |
楽天証券 | 2,670 | 304 |
表より、米国個別銘柄の取り扱い数はマネックス証券がダントツ1位で、その次に楽天証券が続き、SBI証券は3位であることがわかる。
しかし、米国株ETFの取扱数はそこまで差がなく、どの証券会社を選んでも目的の米国ETFに投資できることがわかる。
たしかに、米国個別銘柄の取扱数はマネックス証券や楽天証券と比較すると多くはないが、主要な個別米柄はSBI証券でも投資可能である。
また、マイナーな米国個別銘柄に投資する必要がある人以外は、SBI証券でも十分であると考えられる。
業界最低水準の取引手数料
前章で比較したSBI証券、マネックス証券、楽天証券の取引手数料は全て同じ水準である。
取引手数料は約定代金の0.45%であり、最低手数料が0ドル、最高手数料は20ドル(税抜)である。
業界最安値の為替手数料(1ドルあたり4銭)
2019年12月31日現在でのSBI証券、マネックス証券、楽天証券における米ドルへの為替手数料は、1ドルあたり25銭である。
しかし、SBI証券と提携している住信SBI銀行の外貨普通預金を利用した場合、通常25銭のところ4銭の為替手数料にて米ドルの購入が可能である。
さらに、住信SBIハイブリット預金の金利は0.010%であるが、米ドルの普通預金金利は0.250%であり、円での普通預金の25倍である。
筆者も今後のドル高円安を予想して、2019年12月に米ドルを50万円分購入している。
1ドル109.64円時点で、50万円分米ドルを購入したため、50万円で購入できた米ドルは500,000 ÷ 109.68 = 4,558.71ドルとなる。
為替交換手数料が0銭だとすると、50万円で購入できる米ドルは500,000 ÷ 109.64 = 4560.38ドルとなることから、為替手数料は4,560.38 – 4,558.71 = 1.67ドルとなる。
米ドルの普通預金金利が0.25%であるため、1ヶ月あたりの金利は0.02%程度となる。
1ヶ月分の金利収入は4,558.71 × 0.02 × 0.01 = 0.95ドルのため、2ヶ月程度で為替手数料分の元が取れるという計算になる。
まとめ
米国株投資をするならSBI証券をおすすめする理由は以下の3つである。
- 幅広い銘柄に投資可能
- 業界最低水準の取引手数料
- 業界最安値の為替手数料
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