サラリーマンの副業で株式投資ほど最適なものはないと考えている。
銘柄選定では普段自分が関わらない職種について知ることができる。
また、株を購入後は仕事の合間の休憩や帰宅後に株価をチェックするのみで、基本的には何もしなくて良い。
株式投資のスタイルはデイトレード・スイングトレード・中長期投資に分けられるが、中でもサラリーマンにはスイングトレードがおすすめである。
そもそもスイングトレードとは
スイングトレードとは数日から数ヶ月単位で株式を売買するトレードスタイルである。
1日以内に株式売買を行うデイトレードよりは長いスパンで取引し、数年単位で株式売買を行う中長期投資より短いスパンでトレードを行う。
値動きの激しい銘柄を購入して利益を上げることもできるし、企業の決算情報などを分析して数ヶ月単位で株価が上昇する銘柄を購入して利益を上げることもできる投資手法である。
日中が仕事でも大丈夫
スイングトレードの最大のメリットはデイトレードとは違い、一日中画面に張り付いていなくてよい点である。
日中は仕事に行き、株価をチェックするのは仕事の合間の休憩時間や寝る前の時間で十分である。
基本的に証券取引所は日中しか空いていないのだが、注文自体は取引所が閉まっている夜間の内にも行うことができる。
株価の値動きは帰宅後にチェックし、企業の好材料が発表された時や、チャートの動きが予想しやすい時など、自分の好きなタイミングでエントリーすることができる。
IR情報を読み込まなくてOK
中長期的に株を保有するとしたら、その企業の財務の健全性や事業の成長性について時間をかけて調査しなければいけない。
数字ばかりの決算書を隅々まで読み込み、事業の将来性や競合他社について調べるのはなかなか骨が折れる。
しかし、スイングトレードでは数日から数ヶ月の間の株価の動きを予想すれば良いため、購入銘柄について必要以上に調べる必要はない。
そのため、仕事で忙しいサラリーマンにとってもスイングトレードは取り組みやすいと言える。
10万以下なら手数料が無料
スイングトレードがサラリーマンにおすすめとは言っても、いきなり多額の資金を投じるのは抵抗があるだろう。
しかし、スイングトレードは10万円からでも十分に取引可能である。
しかも、SBI証券や松井証券を利用すれば10万円までの約定にかかる手数料は無料で取引可能である。

10万円で買える株なんて限られていると思う方もいるかもしれないが、日経平均225銘柄に採用されている大企業でも10万円以下で購入可能な銘柄は存在する。
たとえば、みずほFG(ファイナンシャルグループ)<8411>は200円以下の低位株であり、2万円以下で購入可能である。
しかも、日あたりの売買高は日経平均採用銘柄の中でも1位であるため、流動性が高く買いたいときに買いやすく売りたいときに売りやすい銘柄と言える。
引用元:日本経済新聞公式HP
みずほFG以外にも、
- 三菱UFJ
- ヤフー
- 野村ホールディングス
- 住友化学
なども株価500円以下(2019年10月07日時点)の日経平均採用銘柄である。
このことからも10万円から十分にスイングトレードが可能だと言える。
まとめ
時間に限りがあるサラリーマンの副業にはスイングトレードが最適である。
スイングトレードでは少ない時間と少ない資金で効率よく投資が行えるからである。
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